福岡に住む祖母と叔母たちが集ってワイワイ作るおはぎが大好きです
もう数年は口にしていないけれど、味はしっかり覚えています。
祖母が指揮をとり、母や叔母たちが分担してもち米を丸めたり、あんこをまぶしたり、それはそれは賑やかで楽しくて、温かな感じ。どんどん大皿に乗せられていく、ずっしり重い粒餡のおはぎ。きなこをこれでもか、とまぶしたおはぎ。
シルバーウィークという名をこの数日で何度も耳にし、ふと思い出して再現してみることにしました。
ちょうど、パンを作る発酵待ちの間(早朝ということもあり手持ち無沙汰だったので)、まずは小豆を煮ることに。
レシピは聞いてなかったのですが、仕上がりをイメージして似せるよう考えます。
柔らかくなったお豆に、同量の白砂糖を何度かに分けて加えます。280gひと袋分炊いたので、かなりの量。この2/3量を煮汁とともに小鍋にうつします(残りはアイス用に残します)。
さらに煮詰めるのですが、このときに祖母の味の再現を試み、コク出しのため黒砂糖をさらに少量加えます。塩もちょろっとひとつまみ。甘みを引き締めて出来上がり。
もち米の準備の間にとりかかったこと。先日いただいた美味しい茶豆を炊いてつぶすことです。
とても色鮮やかな若草色に仕上がったずんだ餡。
お菓子にも使えそう…
でも、残念ながら残っていたのは少量なのでおはぎにも薄くうす~くしか包めない…
…で、出来上がった お昼のおはぎ三色です。
粒餡は、しっかり甘みがあるけれどしつこくない仕上がりで祖母の味に近づけたかも
あとの2種は、飽きないようにさっぱりした甘さに。
ずんだ餡の甘みははちみつで。あとはきな粉+白砂糖。
串に通せば、大きめの団子っぽくなるかも
もち米にも塩をひとつまみ…甘さでだれないように。
副菜は、
酢の物。
大根、きゅうり、オクラ。
鰻を巻き込んだだし巻き卵。
巻くときに、コロコロと鰻が飛び出そうになり、
結構四苦八苦いたしました
普段自分の作るだし巻き卵は甘みがちなのですが、今回はおはぎもあるので、塩味寄り。
あとは、豆腐とわかめのお吸い物(おはぎで全力使い果たし、昆布茶やだし醤油等を活用)。
おはぎを作ろう、と思い立ったまではいいけれど、随分準備に時間をかけたお昼ごはんでした。
でも、ゆったり楽しめたお昼ごはん
たまには手をかけるのもいいもんだ…な
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