食育授業の効果出た①
小学校の高学年になると、稲作が授業のひとつとして入ってきます。
校庭の片隅ではありますが、水田づくりから始まり、田植え、間引き、そして収穫。
収穫したあとは干す作業、脱穀、籾摺り。
そして、今回その玄米を炊いての収穫祭が行われました。
手間をかけたものの、今年は豊作とまではいかず、それでも混じりけなしの作ったお米を炊くまでは児童の作業。
さらに、豚汁を作る上での材料の皮むきやカットも児童の作業。
その後はお手伝いの保護者の方々で豚汁やおにぎりに仕上げられました。
一緒にそれをいただくときに、何の作業に携わったのかを知り、あれあれちゃんとにんじん切れるようになったのね~と驚きました。
後ろのお友達は時間があれば、皮むきなどして普段から料理のお手伝いをしているとか。
うちが「すごいね~。うちは…してないね~。」と顔を見合わせていると、
「そりゃ、皮むきくらいはしなくちゃダメだよ~」と笑って言われ、
長男はそこですーっとその言葉が染みたようです。
その日の夕方、珍しく
「何か野菜を切る」
と言い出しました。
次男もつられて
「ボクも切る」
せっかくなので、やってもらいましたヨ。
れんこんは次男のカット。
切り終えると、消化しきったのかその後は一切興味を持たず、自分の遊びに戻っていきました
調理までやってくれるといいんだけどね。
あごの天ぷらと一緒に煮たもの。
食育デー。
あじを買ったので、
あじの塩焼きと、
あじをおろした後のあらで、潮汁。
おろしたあじは、漬けにしました。
一気に見せておけば、魚一匹を色々使えることが分かります。
きゅうりとほうれん草、わかめの
ピエトロドレッシング和え。
酢の物よりマイルドでさっぱりした料理のアクセントになって良いです
肝までしっかりいただきます。
こどもたちは、このなかのレバーみたいな部分が大好き。
かなり小さいので、必死で探します。
手前が潮汁。
お醤油を入れない代わりに、酒で臭みをとばし、
塩としょうがのみであとは鯵の旨味をしっかり出します。
脂がのっているので、ちょっとマイルドになって美味しかった。
(青魚が苦手らしく、塩焼きも好んでは食べない)
その日は遅くてご飯食べられず、
翌朝出すものの、やはり青魚は漬けでもダメらしい…
こどもたちは待ってましたとばかりに、
お茶漬けにして二杯も食べてました。
ワタシは軽く一杯。
一晩漬けて、外は滑らか、中はしっかり締まった身は美味しかったんだけどな~
オトナの食育は難しい…
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