knulp AA gallery
石神井町にある雑貨・ギャラリーのお店、
knulp AA galleryに行ってきました。
昔石神井のほうに住んでいた頃、幼稚園の近くにお店があって立ち寄っては
「いつかあれを…」なんて狙いつつ目を楽しませてくれたお店。
青い木枠のドアが目印でした。
「移転したんですよ」
と友人から聞いたのは去年のこと。
このたび、久々に石神井方面へ用事がてら自転車を走らせます。
ありました
一旦通り過ぎてしまいましたが、
この木枠のドアがいい味出しており、つい足をとめてみれば
目的のクヌルプAAなり。
この建具、すごくすごく好きです。
漆喰風なトーンの壁も
すっきり整えられた棚に、
選び抜かれたものが並んでおります。
内装も昭和的で、温かみを感じます。
小上がりもあり、靴のままあがって見れば、
連れて帰りたいコ達がずらり…
錫製の箸置き。
WORK SHOP-T (タカノデザインラボ)製。
錫100%では硬度に欠けるので、耐えられるよう金属を混ぜているのだとか。
本物の野菜で型をとり、作られたものだとか。
作品にまつわる色々なおはなしをお店の方から聞くのもまた、このお店の楽しみ方。
箸置き、
最低限のものはあるので、今度買うとしたら季節ものだな…とは思っていたものの、
やはり諦めつかず…。
決めたのはこちらひとつ。
ぼちぼちが、錫のクリアな白さ、鈍く光るグレー加減を絶妙なバランスで表現。
ツルリとしたティーポットの錫も魅惑的ですが、
こういう出方はもう小憎らしいくらいにイイ
ヘタのあたりをつまんで、くるりと回しつついろんな角度から愛でております。
ずっと眺めているうちに、
ふと気づきました。
ゴーヤ…
季節ものではないですか
こういう風に使われるべきが、
つままれ、何度もクルクル回されている箸置き。
気に入っているのだから、良いではないですか
こっちの枝豆も錫の箸置き。
もう随分前、子どもが箸を使えるくらいになった頃に違うお店で購入したもの。
そのときはこれだけのカタチだったので家族数分求めましたが、
同じ錫なら、早まらず違うカタチでひとつずつ買い求めていってもよかったかも。
作家もまた違うのかな?
若干重みも違います。
おもしろい。
これだから雑貨屋さんめぐり(やや民藝よりが最近の好み)、やめられません。
その場で買わなくとも眺める楽しみ。
夢をひろげる楽しみ。
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