阿山くんの世界
12月25日まで、
吉祥寺中道通りにある
マジェルカギャラリーで開催中の
「阿山くんの世界」
風呂蓋だったり、すのこだったり、そばを打つ台だったり、様々な木材の板をキャンバスに見立てて描かれた動物の世界は、どれも生き生きとし、動き出しそうなほどに肉感的。
電気ごてで焦がした線描画に、色鉛筆で塗り込めたもの。
このなんともフォルムがリアルでありながら愛嬌のあるカエルちゃんなんて、
側面から見れば、なんと種まで書かれている
芸が細かい。
艶々な色なので、てっきりニスなど艶出しされているのかと思いきや、
筆圧の強さと塗りこめる念の入れようで、色鉛筆そのまんまで仕上げただけだとか。
素晴らしいーー
お魚が泳ぐ画は、鱗がみな色とりどり。
絵本にしてもそのまんまいけそうなワクワク感が伝わってきます。
阿山くん、木の縁のぼこぼこ部分にまで手が止まらずに描き続けているではありませんか
勢いづいてるな~
こちらはザンネンながらピンボケ撮影となってしまった
「21ぴきのカエル」
ちゃんと数えたら、いた、いた
21ぴきのそれぞれが、いろんな方向、いろんな角度で、面白くって…
カエルモチーフ好きのワタクシ、すっかり萌えておりました
フクロウが覗いていたり、
トカゲがいたり。
この周りのグリーンの描き方がまた面白くて。
電気ゴテで描画したものの他にも書き足してたり、途中でやめてたり…。
自由なんです、とにかく。
「うさぎとカメ」というタイトルの作品は板の表裏に描き分けが。
1Fとは別の、入口階段となるB1Fのギャラリーで開催中。
1Fは
契約している全国の就労継続支援事業所から集まった商品が販売されている、
ウェルフェアトレードショップです。
ここにしかない、素敵なものがたくさん。
| 固定リンク
「文化・芸術」カテゴリの記事
- 東京蚤の市2016冬(2016.11.27)
- ロハスフェスタ(2016.09.21)
- ファブリックの女王(2016.05.21)
- 井のいち2015(2015.06.06)
- BOXフラワー(2015.05.26)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント