東京23区内唯一のワイナリー。
東京ワイナリーでランチを始めたのを聞き、
友人といそいそお出かけ。


なんということ
限定10食
覗いてみると、うん、間に合うかも。
この日はガレットランチ。
プラスで、ケーキやグラスワインを頼みました。

赤も飲みたいな…とまずは試飲してみたのですが、
この日の体調には白の気分だな~~と。
以前、井のいちでも飲んだシャルドネ。
さらっと辛口。美味しい。
友人はシードル。
通常のものと違って、甘さはなく辛口。
オーナーの嗜好が反映されているのだとか。

スープは玉ねぎの甘味がじわっと伝わるコンソメ。

もっちもち生地のガレット。
見た目より、お腹にしっかりたまります
驚いたのは、その左上に添えられた
にんじんと枝豆のサラダ。
にんじんを口に含んだ瞬間、ぱあっと広がる枝豆の風味と香り。
ドレッシングに枝豆が入っているかな?と色々ふたりで推察していましたが、
なんと一緒に和えられた枝豆の味が移ったもの。
濃いです。
あまりの美味しさに、感動。
近場の農家のとれたて枝豆ならではのお味。

その枝豆を使ったデザートのシフォン。
とにかく旬の地元野菜にこだわられて、
ついこの間までは小松菜のシフォンだったらしい…
(食べたかったな~)

ゆずののった生クリームと一緒にいただきましたが、
こちらのシフォンの枝豆の香りも濃厚。
ふわっふわで美味しい
実は予約されていたお客さまに便乗して、
ワイナリーも見学してしまいました。
(オーナーが説明してくださるのと、作業時間にかからないようにするために予約制です)

まずは瓶詰めされて澱をためる過程のボトルたち。

こうして栓近くにひっそり貯められた澱はのちに除去されます。

ステンレスタンク。

破砕機。

搾汁する機械。

手前はなんだったかな?
奥は栓をつめるもの。

生きているシードル。
ぷくぷく細かな泡が…。
オーナーが自分のつくりたい味という確固たるものがあり、
そのひとつがこの無濾過シードル。
濾過すればすっきりとしたシードルが出来上がるのだけれど、
果実味を少しでも残さず活かしたいと、敢えての無濾過。
このあと瓶詰め作業があるということで見学は終了。
カフェのほうの小窓から作業は見られます。


見学を終え、
どうしても気になっていたヤマブドウの試飲もお願いしてみる
山形県戸沢村の天然ヤマブドウと、
国立の澤登農園のヤマブドウ。

ルビー色もより黒に近いものと、明るいもの。
色も一見して違います。
お味は、
野生のヤマブドウのほうが酸味が強く、
農園で作られたものは酸味があるものの果実味も。
やはりどちらもドライタイプなので、好みははっきり二分されそう。
ヤマブドウ、生では食べたことがないけれどそもそもどんな味なんだろう。
他にも時期によりキウィだったりブルーベリーだったりの果実酒も造られているのだとか。
それまた興味がむくむく…
こちらのワイン、ワイン用のぶどうではなく食用のぶどうを使っていたりしてとにかく異色です。洗練された万人向きのものとは一線を画し、オーナーの嗜好がそのまま反映され追求されたもので、それぞれの原料の味を活かしての醸造なので他ではなかなかこの味はないかも。試飲もできるので好みにあったものを探す宝探し的な楽しみも
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